12.01.31, 23:47

不適材不適所

 「適材適所」の語源とは、Wikipediaから引用すると「伝統的な日本家屋や寺社などの建築現場での木材の使い分けがその語源である。すなわち”適材適所”の材とは木材の材を意味する。例えば土台には腐りにくく耐久性の高い檜や栗を、内装の一部になる柱には木目の美しくやさしい肌合いの杉を、また屋根や二階以上の重量を支える梁には強靭な松をといった具合である。」
 なるほど、なのである。
 適材の「材」は元々人材ではなく、木材そのものだったのである。
 それにしても、今の日本の閣僚は、それから見れば「不適材不適所」となるのかもしれない。
 正直、マスコミと同様に批判を書いていては、政権がいつも長続きせずに倒れ、頭のすり替えばかりを繰り返すので同調したくなかったが、特に防衛大臣に関しては、まこと残念ではあるが、不適材であり、不適所ばかりで、うんざりである。
 今日の国会集中審議もライブで見ることはできなかったが、友人の話によると、目を覆うばかりとはこのことだった、と言っていた。
 この様子を隣国が見れば、「今こそ出陣の時!」と思われても仕方ない。
 私は、この時代だからこそ、国防には力を注ぐべきだと思っているし、その指揮を執る者は知識、見識を含めてその道のプロであるのは最低条件である。
 ところが、本日の審議では、野党の質問に対して閉口する場面もあり、何と質問に対して副大臣が答えていては、もううんざりだ。
 適材もいるだろうに・・・。

by 西岡博史
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12.01.31, 00:21

自由

 自由とは何だろう。
 戦前を知る由もないが、戦前に自由はなかったのだろうか?
 戦後、アメリカ主導の下、少しずつ自由を獲得してきた我が国日本は闘いながら勝ち取ったものでないからか、どんどん精神的自由をはき違え、規則なき好きなことを好きなだけすることを自由と呼んでいるような傾向があると思う。
 それはひと時の快楽と呼ぶべきものであり、自由ではない。
 17世紀のイギリスが革命により獲得してきた自由とは、正にラベル(笑)が異なる。
 もっと、一定の制約があり、その中で見つけた小さな自由こそが自由であり、好きな時に好きなことだけ言ったり、行動したりすることは自由ではないのだ。
 学生なら、勉強を、社会人なら、勤労をしてこそ初めて享受できるのが自由である。
 その条件を満たさず、自由を謳歌など、本当にとんでもない。
 私には最近自由がない。
 勤労しているはずなのに・・・。

by 西岡博史
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12.01.29, 23:05

融通

 朝から一番の友人でもある奥土居先生のお教室の小学生コースの説明会と言うのか保護者勉強会に講師として参加させて頂いた。
 ところが、スタート時から雰囲気は異様である。
 平素慌てることのない奥土居先生も慌てた表情をされている。
 それは、会場は50名以上も入れば一杯なのに、立っている方が10名以上おられる。
 そう所謂、overbooking状態で、このまま、3時間を過ごせるとはとても思えない。
 教室の責任者の方も血相を変えて別室に空きがないのか探すが、今日はあいにく会場は満室のようだ。
 意味のわからない消防法の関係で会場の椅子などの追加も承認できないらしい。
 どうも納得できないが、これが法律の融通のつかないところで仕方ない。
 私は、他の使用している会場で、「椅子が空いているなら貸してほしい」と打診したが、2つの会場共に「窓口に聞いてほしい」だとか「他の部屋への移動は禁止されているのではないか」とはっきり言えば、断られた。
 どうして、みんな融通がつかないのだろうか。
 私たち借りている部屋に椅子10脚持ち込んだことで、仮に火災が起きてもどれだけ問題が生じるのか、本当に予想もできない。
 自分たちを守るために制定した法律で自分たちが生活しづらくなった首絞め法律がどれだけ多いだろうか。
 結局、前にある調理室が空いていることに気づき、その部屋を借り、そこにマットを敷いて、急造託児室を作り、そこにあっ丸椅子を移動し(内緒だが)、事なきを得た。
 正直、法律違反に問題はあることは間違いないが、元々制定に至った人々の命を守る観点からは何ら違反していないのなら、私みたいに厚かましい人間からすれば、「みんな融通きかせろよ!」と思ってしまったが、それはそれで間違いなのだろうか!?

by 西岡博史
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12.01.29, 00:25

美味しい豆腐屋さん

 京都に来て良かったこと。
 それは、美味しいものが多いことである。
 外食にしても四条界隈なら外れはまずない。
 そして、購入して美味しいのは、漬物と豆腐である。
 漬物も豆腐も決め手は水にあるに違いないと思っているが、意外と京都は地下水が豊富で、豆腐屋さんも間口は小さく、中に小さな工場を構えていて、家内制で作っている所ほど美味いかもしれない。
 自宅からそんなに離れていないところに、お薦めの豆腐屋さんがある。
 特別に教えよう。
 まるまん内藤豆腐店である。
 地下鉄五条駅からすぐの所だが、京都に住んでいる方ならすぐにわかる表現で書けば、万寿寺通新町西入となろうか。
 豆乳、ゆば、そして、羽二重と商品名がついているお豆腐は絶品である。
 そのうえ、驚くほど安い。
 遠くからも買いに来られる方も多いとか。
 どこどのサイトのやらせ情報ではない。
 豆腐好きの方は是非一度行かれると良い。

by 西岡博史 
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12.01.27, 22:38

心地よい自分

 実は幼いころの自分の姿が本来の自分の姿に近いのかもしれないね、などと友人と話した。
 私は、幼いころ、一人で本を読んでいるのが好きな、どちらかと言えば友だちとワイワイするのは好きではない子どもだった気がする。
 ところが、小学4年生で引っ越して自分の持っていた本来のリーダーシップを開花したとずっと思ってきたが、それも一つの側面の引き出しであるかもしれないが、、根っこの自分はやや異なり、やはり子どもの頃の記憶にある自分だったかもしれない。
 私の友人は小学生の時に一人自転車で寺巡りをするのが本当に好きだったそうである。
 その彼は、お寺に何のご縁もなかったはずなのに、四十を前にして修行を始め、その後、阿闍梨となったのだ。
 私も最近は殆ど事務所にいることが多くなった。
 本を読んでは、何が子どもたちに適しているのか、何が指導者には必要か、学び、考える時間も多いが辛いはずもない。
 それが一番、自分には適しているスタイルであると思うからだ。
 もちろん、皆さんの前で話をするのも楽しいし、授業をするのは更に楽しい。
 自分が何に適してるのか、何に向いているのか、迷う時があるだろうが、何となく、幼いころ、何をしている自分が心地よかったのかを思い出すと、その答えの一つが見えてくるのかもしれない。

by 西岡博史
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12.01.27, 01:49

輸出立国

 皆さんも既にご存知のように、財務省が昨日発表した昨年のの貿易収支が31年ぶりの赤字に転落したそうだ。
 日本とはどんな国?の代表的教科書の答えは「輸出立国」であるということであり、根幹が覆された。
 昨年は歴史的な円高に加え、震災の影響による火力発電への切り替えで輸入が一時的に膨らんだとの報道もあるが、日本国内でモノを作り、輸出をして円を稼いできた戦後日本の経済モデルの変遷期に入ったことは間違いない。
 確かに日本国内における直接の製造業はデフレ基調の下、コストが合わず海外生産に切り替えていく企業がむしろノーマルである。
 これで良いのだろうか。
 地球が小さくなった今、国境にこだわらないスタンスが成功を呼ぶというのは重要な考えだが、やはり、made in Japan の誇りは失ってはいけない。
 保護貿易も世界では通用しない考えだ。
 だから、その世界の潮流に合わせた考えを持って、などとよく言われるが、国内における製造業に対する保護を国策として実施していかないと雇用の創出も生み出せないまま、更に未曾有の不景気になりかねない。
 ここは全く逆の発想で1639年の日本に見習って、平成の鎖国令を敷いて、港は特別区として東北のみ承認してみるのも冗談なようで、だれも唱えない最高の政策かもしれない。

by 西岡博史
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12.01.25, 21:36

助けることの難しさ

 コンビニのそばで、そこに向かうであろう白い杖をついた婦人の行く手に自転車が置いてあり、彼女はぶつかりそうである。
 咄嗟に、彼女のひじを持って「前に自転車があります。気をつけてくださいね」と言ったところ、「わかっていますよ!」と逆に叱られてしまった。
 こういうケースは大変難しい。
 駅のホームでも、巧みにその杖をついて、ホームに落ちることもなく、電車に乗り込む人をだれもがみかけたことはあるだろう。
 だが、以前、本で、「手ではなく、腕を優しく掴んで誘導してもらえると助かります」と書かれていた文を読んだことがあり、一瞬、躊躇するのが本音だが、なるべく、見かけたら、声をかけて、誘導してあげるようにしている。
 でも中には、今日のように自立しているのだから、上から目線で見ないで、とばかりの様子を返されると、こちらが凹んでしまう。
 そう、何も凹む必要がないのに、やっぱり上から目線のように、可哀そうな人として私は対応したのだろうか、と落ち込むのである。
 そんなつもりはなかったとしても、人は傷つけてしまうこともあるものだ。
 理屈では色々わかっているが、何となく哀しい日となった。

by 西岡博史
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