11.11.30, 00:03

何とかしてあげたい

 教師力って何だろう?
 私は、目の前にいる人、助けを求めている人を「何とかしてあげたい」って思う心の強さそのものが「教師力」だと思っているし、これには当然、言動が伴うことが要求されるはずだ。
 例えば、目の前にヒンズー語であろうが、ヘブライ語であろうが、自分には全く理解できない言葉があるとしよう。そこに、どうしても、この言語を理解したいという子どもがいたら、どう言うだろうか。
 普通は、「私もわからないからね」と話すだろう。
 しかし、周囲にもだれも理解する人がいなければ、私はこの言語習得に向けて努力するだろう。
 うまく言えないが、これが「教師力」だと思う。
 現状の知識よりも、今、求められていることに前を向いて、その知識を得ようとじたばたすることの方が大切な気がするのだ。
 私が初めて塾で教え始めた時、もちろん、教材研究や今日の授業の予習、準備はしていても、各学年における文法や単語の到達目標もシラバスも全く理解していなかった。
 故に中学生に高校生の内容を教え始めたり、それは滅茶苦茶だったと思うし、今思えば申し訳ない気持ちでもある。
 ところが、当時の子どもたちとの交流は今もあるし、「わかりやすかったよ」などとリップサービスも含めて言ってくれる。
 小手先のスキルが無かったので使えなかったのが本当のところだが、「何とかしてあげたい」と思う気持ちだけはどれだけのプロよりも持っていたと自負している。
 最低限、この気持ちが無いのなら、「教師」にはなってはいけない。
 一人の指導者が子どもにとって、プラスに作用しないだけなら良いが、実は教師側が気づかぬところで、マイナスに作用する発言をしていたら、それは法的にこそ罰せられないが、それ以上の罪だと認識しなければならない。
 それだけ人を左右する鍵を握っていると胸も張ることができるし、頭も垂れて自省もしなければならない。
 それが「教師」「先生」なのである。
 「偉そうに・・・」とお叱りを受けるかもしれないが、自戒も込めて、本当にそうであらねばならないと思っている。
 プロの先生方にはご容赦頂きたい。

by 西岡博史
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11.11.29, 04:03

責任なら私がとります!

 「とかく人の世は住みにくい」などと草枕で表現した夏目漱石もこれほど住みにくい世の中に変貌しているとは思いもしなかっただろう。
 不景気が続いていることが原因なのか、リスクヘッジという言葉が一般に浸透し、企業の危機管理が徹底されすぎたことが要因なのか、どうも、「人から文句を言われない仕事」に徹するようになっていると周囲を見ていてよく思う。
 トップが失敗してもいいから思い切ってやりなさい、などと言うことが少なくなったのだろうか。
 インターネットの普及もあり、叩かれない仕事を推進しているのだろうか。
 『あと一歩のところで、思いきってダイビングキャッチ!
 おっと、ボールはとれずにフェンスを転々、ランナーはホームへ!』
 この時、無理して突っ込んではいけない場面もあるだろうが、これで、とれなくても、取れた時のお客さんの喜びを知ってれば、どんどん突っ込んでみなさい、と私なら言いたい。
 みんなで、淡々と野球して、淡々とゲームセットを迎えて、活躍もしなかったけれど、敗戦の責任も問われない。
 そんな野球は観たくないなあ。
 責任所在を気にするな、などと言えないが、どこかネガティブな毎日を送っているなら、良かれと思うことなら、失敗すれば謝れば良い。
 打破してみよう。

by 西岡博史
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11.11.28, 01:41

大阪ダブル選挙

 今や、個人的には大阪府民ではなく選挙権もなく寂しい選挙だったが、大阪府知事と大阪市長のダブル選挙で、橋下徹前知事が率いる地域政党「大阪維新の会」が既成政党を一蹴した。
 大阪市長選挙は予想通りだったが、知事選はもっと僅差になり、もしかすると、ねじれが起きて松井さんはだめなのかも・・・、と思ったが早々に決まった。
 マスコミも様々その原因分析をしているが、私は周囲の声を拾いながら思うところ、理由は2つである。
 これはマスコミの論調と異なることもあるかもしれないが、事実であろう。
 一つは、維新の会が所謂、お役人、公務員に対して多くの部分で是正勧告を出していることに府民が賛同したことである。
 リーマンショック以降、民間では、「明日は我が身」の危機感がつのっている企業も多いにも関わらず、今も、その報酬や待遇、地位保全がいきとどいている公務員に対して、「それではあかん」とNoを突き詰めたことである。
 もう一つは、「都構想」という実現には大きな壁もあろう構想がかなり具体性を帯びていて、「東京には負けへんで」という大阪人気質に非常にマッチしたわかりやすい政策展開をしたことに今回の原因があろうかと思う。そのうえ、「大阪都」おもろいやんか!と調子のにってしまった結果なのだと思う。
 将来が不安と思っている社会情勢が反映されたのであろう。
 橋下市長、松井知事、たのんまっさ!!

by 西岡博史
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11.11.27, 00:08

小学生コース秋合宿

 例年、夏休みに行っていた小学生コースの子どもたちを連れての合宿を昨年から、あえてこの晩秋の時期に変えて実施している。
 本日から1泊で紅葉美しき奥琵琶湖へやってきた。
 夏からこの時期にかえた最大の理由は星の観察であったが、昨夜が新月の上、好天にも恵まれ、一年の中でもかなり美しく見える時にあたったようだ。
 子どもたちも口々に「綺麗だった」とキラキラしながら話していた。
 それにしても、以前とは異なり、スタッフたちも本当によく育ってくれ、私はここへ来ても楽ちんな待遇であるが、午後1時半から5時までの3時間半は小学生コース4年目の子どもたちの授業を担当させてもらった。
 高校生でも2時間もなかなか集中できないが、この子たちは本当によく頑張るなあと心の底から思う。
 集中が途切れることもなく、否定の3文字熟語54個、20世紀の日本史概略講義とその間44個の年号暗記、そして、倍数について、と内容は中学生でも難度が高いものだが、スポンジに水を染み込ませるかの如く吸収していく。
 中にはいずれの問題も一発満点をとる強者天才もいてくれて、こちらもやり甲斐がある。
 休憩時間、一人の女の子が私に尋ねる。
「先生、フィギアスケート女子ではだれが好き?」
「そうやなあ、安藤美姫選手かなあ」
「私は鈴木明子さん。だって、鈴木選手は一度やると決めたことは最後までやり抜く人なんだって。素敵でしょ!」
 あなたも本当にそういう人だと思ったし、小学校4年生で、こんなことが普通に言える子どもがいるなんて、素晴らしすぎる。
 平素の親御さんたちのお考えがこの子に自然に入っているんだろうな、と感心しきりの一日で、正に私がエネルギーを戴く時間となった。
 スタッフも、そして通ってくれている子どもたちも私なんぞは遥かに越えて成長してくれている。
 ありがたいことだ。
 私も負けずに頑張ろう。

by 西岡博史
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11.11.26, 00:13

善なる第三者を守れ!

 G党の私としては、ただただ心が痛んで仕方ない。
 別にご大老の肩を持つつもりもないが、解任される至った元オーナーはご自分の職を賭して、行動を起こしたと一方では評価されているが、私はもっと冷静に判断しなければならないと思っている。
 私はこのブログでもずっと伝え続けてきたディスクローズの時代の到来「隠ぺいは白日の下にさられる」という原則に反することではなく、あえて申し上げたい。
 それは事実か否かの問題ではなく、「正義」のために第三者の立場である善なる人を傷つけることがあってはならない大きなルール違反をしたことが、今回の記者会見だと斬り捨てたい。
 今回、ヘッドコーチに招かれたかもしれない人は、何を思い、今後の人生を歩まれるのだろうか。
 ディスクローズの原則は、この解任されたオーナーがこんな形で知らせようが知らせなかろうが、暴挙を働いたのであれば必ず失脚する道が用意されていたのであり、私には、どこか、この元オーナーの必死の「俺は悪くないんだ」という子どもの戯言にしか聞こえない。
 大きな声で語らなくても、粛々とするべきことを継続してやり続けていれば、時がその人の地位保証とプライド回復を準備してくれたに違いないのだ。
 正直、これ以上、実名をあげて傷つける人を増やし、下衆なマスコミを喜ばせる言動は慎んでほしい。

by 西岡博史
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11.11.25, 03:51

真面目に継続

 昨夜も寝たのは3時を回っており、朝も7時に起きた。
 今晩ももう4時になりそうである。
 だれに後ろ指さされることもなく、毎日一生懸命しているつもりだが、それでも期限を既に回っている仕事もたくさんであり、抱え込んでいるのか、能力がないのか、ほとほと嫌になることもある。
 学業と仕事は似ていて非であるところは、学業は真面目に実践し継続していれば、トップにはなれなくても確実に実を結ぶものもあるが、仕事は一生懸命だけでは評価されないこともあるから別次元に存在する、という方もおられる。
 しかし、私は違うと信じている。
 全て、継続して真面目に取り組み続ければ、学業も仕事も必ず実を結ぶし、評価もされるはずであるし、私はこれまでそうだった。
 だから、遅くなってもあきらめずに頑張ろう。
 従業員も頑張っているんだから、自分が「音をあげて」いてはいけない。(ちなみに「根をあげる」は間違いであるし、「値を上げて」は困るが)

by 西岡博史
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11.11.24, 00:14

民意を問う

 野田総理のこれまでの財務に関する考え方からも、どうやら来年度前半の通常国会において、消費税増税法案は可決され、その後、夏には衆参ダブル選挙となり、これにおける民意を問われる流れとなりそうだ。
 はて?はて?と思うのは私ぐらいなのだろうか。
 既に可決した法案に対して民意を問うという手法は、何か理解に苦しむ。
 諸外国の消費税額から判断しても日本の5%は低すぎるという理由はあまりよくわからないが、どうやら、この率ではやっていけなさそう、とは言え、この不景気のさなか、消費税の増税は人の購買意欲が上がるとも思えず、不景気に拍車がかかるのではないかと危惧もするし・・・。
 一言で「民意を問う」というのは、そもそも、どうなのだろうか。
 それは、私たち国民一人ひとりは、どうして税率を上げなければならないのか、その理由と上げることによるメリット、デメリット、将来の展望、これらについて、各党の明確な意見をよく知らないのではないか。
 「上がれば、損するので、嫌だ」が普通は当たり前であるし、「苦しい台所事情なのだから、みんなで我慢しよう」もどこか腑に落ちない。
 例えば、「民意を問う」手法として、一斉に民放協力体制のもと、上記に関する回答を各党一斉に持ち時間30分や1時間と言う限られた時間でプレゼンして、映像配信するのはどうだろう。
 テレビで問題があれば、インターネットを活用するのも良いだろう。
 公開討論会でもかまわないが、広く多くの人が将来の日本を考えるには良い方法である。
 場合によっては公教育は中学生以上ならこの内容解説を学年に応じて行うのも最高の生きた教材となり、良いだろう。
 こうした中で初めて「民意を問う」ことが可能となる気がする。
 国会中継をだらだら観るほど国民で時間がある人も少ない。
 政治の世界ではよく「民意を問う」という表現をするが、多数の人々は内容もよく知らないまま、一票を投じているのが現状であると政治家の人たちは認識した方が良い。

by 西岡博史
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