11.08.31, 23:12

安心の食材

 今日は東京入りして、仕事の仲間ではあるが、もう十年以上のお付き合いとなる方々と半日詰めて意見交換し、夕食を摂った。
 昨日に続いて、また食事の内容で恐縮だが、いくつの頃から和食がおいしいと思うようになったのだろうか。
 こてこてと油を使ったり、装飾しなくても、日本には素材そのもののおいしさを引き立てる出汁を使い、見事な和食器でその味を演出してくれる。
 なすび、おくら、みょうがや豆腐、或いはカツオ、白エビ、鱧などの魚介類も含めて、本当に美味しいと思える。
 そろそろ、新米もおいしい時期を迎える。
 あー日本人で良かったなあ、と心からしみじみ思う。
 しかし、東京では、その産地が妙に気になる人も多い。
 私たち、日本が守ってきた食の台所が脅かされている。
 桃などの果物も旬であり、本来なら福島産の最高品種も食卓を飾るはずだ。
 だが、今年の販売は農家によっては十分の一だと嘆く方もおられる。
 原発の負の遺産はいつまで続くのだろうか。
 出口の見えないトンネルに入ったようで、辛い。
 だれも責任を負えないから、そして、確かなデータがないから、国も閉口しているのか。
 安心の食材が台所から消えていくようで辛い。
 「おいしい」と感じることこそ、「幸せ」と思う気持ちにつながっていくのに・・・。

by 西岡博史 
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11.08.31, 02:56

おいしい

 友人との食事は心から和むのが本音だ。
 何となく仕事が絡むと大して遣っていない気持ちではあるが、途中でのお酌や支払やら途中での話の内容やら、ストレスとなることもある。
 帰宅して何を食べたのか、すぐに思い出せない時もあるほどだ。
 今日の食事は今、思い出しても最初の一品から順に思い出せる。
 私は何度か記憶に関するセミナーで申し上げたことはあるが、食と記憶は密接に絡みあっており、食する際の記憶は通常時に比して保持されやすい。
 もちろん、本日の食事には、お店の気持ちが伝わるようで嬉しかった。
 食材が良ければ「おいしい」のは当たり前。
 でも、食事はそんな単純なものではない。
 一緒に食べる人、環境、作る人の気持ち、様々が入り混じって「おいしい」と思える。
 もちろん、その「環境」には、食器やシチュエーションを指すだけではなく、今の自分の置かれている環境も含まれる。
 食は人間の本能欲の一つであるが、「おいしい」と心から思えるには、多くの要因がひとつにならないといけない。
 「おいしい」と思えたら、感謝しないといけない、と言うより、感謝せずにはおられない。
 本当に有難い。

by 西岡博史
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11.08.30, 01:32

民主党代表選

 だれもがご承知の通り、野田佳彦財務相が、党内最大勢力を擁する小沢一郎元代表の支援を受けた海江田万里経済産業相を決選投票で逆転して当選を果たした。
 今は嘗てのアナログ時代の国民と知識は異なる。
 かなりリアルタイムで一部にマスコミに操作された情報であることも否定できないが、インターネットというツールの発達も手伝い、知ることができるようになった。
 私が見る限り、いずれのマスコミも私がこれから書く論評はしていないようだが、実は、今回の代表選での海江田氏の敗戦理由が小沢色からの脱皮をめざしたことにより、消去法で野田氏となったとの見解が多いが、それが誤りではなく、私は民主党の議員が民意をインターネットの普及によりかなり近い形で知ることができるようになったことが主たる要因だと感じている。
 要するにどれだけ多くの国民が小沢氏に対して嫌悪感を抱いているのか、その情報を民主党議員自身も選挙参謀からでなくとも知っているということだ。
 しかし、そんな中、決選投票になった場合の対応について、鹿野氏本人に一任した鹿野陣営。
 実はサインが決まっていたようだ。
 「上着を着たままなら1位の候補に投票、上着を脱いだら2位の候補に投票」
 認めたわけではないが、余りにも呆れてものが言えない。


by 西岡博史
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11.08.29, 02:13

のんびりするも良し

 山陽新幹線相生―岡山駅間を走行中だった東京発博多行き「のぞみ」の運転士さんから、考えられないような事だが、「かけていたはずの眼鏡を置き忘れて運転している」とJR西日本の指令所に連絡があったそうだ。
 国の基準では、視力が0.9以下の新幹線の運転士は、乗務中に眼鏡等の装着が義務付けられているそうで、この運転士さんの両眼の視力は何と1.0と0.9。
 間違いなく、例の大事故以前なら、この運転士さんも連絡しなかっただろうし、そして、以下の措置もとらなかっただろう。
 何と、指令所の指示で新幹線は岡山駅の東約8キロで緊急停止。同駅から代わりの運転士が上り新幹線に乗り込んで停止現場に向かい、約45分後に現場で交代して運転を再開した。
 さて、例の大事故とは、関西の方ならピンとこられるだろう。
 2005年に起きたJR福知山線脱線事故である。
 尊い107名の方の命を失うという列車事故では最も悲惨な事故となったが、その事故以来、本当にJRは変わったと感じている(詳細は書かないが、その後、当時は怪我だったがその後自殺した方、近い方を亡くしたことにより自殺した方もおられるほど、事故の影響は大きい)。
 それは、列車の遅延が頻繁に起こる。
 特に東海道線の遅延は多い。
 以前なら、腹もたっただろうし、実際、約束の時間に遅れることもある。
 だが、一つの小さなトラブルを巻き返そうとすることで起きたのがあの事故だったはずで、駅の列車の表示板に「○分遅れ」の表示を見るたびに「命が大切だもんね」と思うようになった。
 今日の眼鏡忘れで新幹線をストップさせるとは、と思うが、それで良いのである。
 遅れることも想定して、はやく家を出れば良いし、それで遅れたら遅れたこと。
 これまで急ぎすぎたのかもしれない。
 のんびりするのも良し、だ。

by 西岡博史
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11.08.28, 01:07

障がい児教育

 公立の特別支援学校(障がい児のための学校)で指導する教師の仕事をしている友人と久しぶりに飲んだ。
 いつも、いい加減なことばかり言っている明るい奴なのに、お酒が進んだのか本音を語り出した。
 なんとか少しでも現状よりよくしてあげたいと思う気持ちとどうせ変らないだろうと思う気持ちが錯綜して、時々病んでいるような状況になるそうだ。
 睡眠薬を服用することもあるらしい。
 真剣に考えるからこそ、病んでしまう。
 身の丈にあったことしかできないが、上を向いて頑張ろうとすると、先輩の先生から「今のままでいいんだよ」と言われ、それでも、どうしても上を向いてしまうそうだ。
 上をめざそうとするのも、彼の元々の性格であり、だからこそ、頑張れた子どもたちもおられるだろう。
 ありのままで良い、などという言葉は軽すぎる。
目の前の子どもたちの力になりたいと志した教師の道だから、その思いを全うしてほしい。
 私も手伝えることをしてみたい。

by 西岡博史
 
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11.08.27, 01:42

嘘つく人

 ここで詳しく書けないが、嘘をつく人たちに一つの典型的なタイプがありそうだ、と感じた。
 それは、「のらりくらり」、正面から向き合わないということだ。
 だれもが自分にとって不利な状況を直視することは辛いが、普通はそれぞれ何とかそれを乗り越えようと努力するが、嘘をつくことで現状を見ず、果てには責任転嫁しつつ、それがこちらから見れば「のらりくらり」に映るのである。
 今を逃れたいばかりに、また嘘を重ねる。それが1分後にはばれる嘘でも構わない。
 これまでの仲間も当然、その人の前を去ることになろう。
 そんな人生は悲しすぎる。
 その人を信じようと思った人もいるのに、と思うと腹立たしい。
 でも、また、その人を何とか信じようと思う自分もいる。
 その自分の愚かさが腹立たしい。

by 西岡博史
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11.08.25, 23:55

携帯電話

 事務所に向かう電車の中、周囲を見渡して今更ながら驚いたのは、ほぼ目に見える全員が(ご年輩の男性だけは寝ておられたが)携帯電話を手に持って何かメールをされているのか、サイトにアクセスされているのか、されている。
 便利なツールの一番であり、今や財布よりも忘れては困る第一位の品でもある携帯電話だが、いつの間にやら携帯中毒に冒されている自分たちの認識がない。
 それに比べて先日の旅行で訪れた久米島では全く逆の現象に驚いたのだ。
 ちょうど、滞在中、久米島のお祭りがあり、町の中心地に屋台が出て、櫓の上では盆踊りが繰り広げられ、一回千円のくじびきに列ができ(なんと驚くなかれ特賞は「車」と伺い「まさか!」ち思ったが、それが白い軽トラックで、来られている人たちの多くはそれが欲しかったようだ)、老若男女大勢が来られていた。
 今やお祭りに行っても友達と連絡をとりあうのか、携帯電話は必須であることは言うまでもないが、この久米島では携帯電話を手に持って歩いている人はほぼ見かけなかったのだ。
 念のため、話しておくと、久米島でも当然携帯電話のアンテナは来ており、通じるのだが(ただ、Wi-fiはどこも圏外だった)、中毒患者が少ないのだろう。
 このブログを読んだ方、今日は少しでも人前では携帯電話を使用しないように心がけ、周囲を見渡してみよう。
 このままでいいはずがない、と感じられると思うのである。

by 西岡博史
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