10.03.31, 01:19

誉める

 以前にも書いたことがあるが、弊社の小学生コースは月に1回ほど、保護者の方が見学と言うか、むしろ、共に参加して良いレッスンがある。
 教室日報でとても嬉しい報告を読んだ。
 「以前は叱られることが多かったが、今は良いところを意識して誉めようとされています」
 その通り。
 子どもを叱って良いのは、危険を伴う時だけで十分なのだ。
 叱られて努力する子どもはごくわずかで、叱られることで前向きに努力しない子どもが増える。
 以前、保護者の方から「お友達に迷惑をかけても叱らないで良いのか」と質問を頂戴したことがある。
 もちろんである。子どもは社会全体で育てられるのであり、細かいことで、個人がそもそも叱る必要なの無いのである。
 もし、それが原因で勝手なことばかり言う子供になったら、と心配で質問をされたようだが、自分が痛い思いをすればわかること。
 気にする必要はない、と笑い飛ばした。
 人様にご迷惑をかけることが一番嫌なの、と思われるお母さんに育てられれば、そんなことはしない。
 とにかく、誉めてあげよう。
 力がついてくるのは間違いない。
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10.03.30, 00:34

責任所在

 屋久島から大阪に戻り、車に乗り、仕事に復帰。
 悠久の時を経て、ものの見事に現実にリターン!
 こうして、先程までの時が夢で現の世界の厳しさを知るのだが、それにしても眠く、何度も居眠り運転になりかけ、大きな声で歌うなど、必死の抵抗を試みる。
 今日の現の世界。
 それは、責任が何処にあるのか、必死で模索している人々を見て、愚かなことだ。
 仕事は責任所在を明確にすることではなく、顧客にとって良いと判断したことを何らかの形にかえて提供することであり、その責任は全て自らで負うスタンスで貫かねばならない。
 そう思っていることに何ら偽りなど存在しないが、ふと考えれば、実は私自身が、だれが悪いのか!いつも、考えていたのではないか、と思った次第である。
 本来、だれが悪いのではなく、だれが良いかという問題に時間をかけて情報を収集しなければならないのに、全く逆に時間を割いていたのではないだろうか。
 だれが悪かった論はもうやめておこう。
 ただ疲れるに過ぎない。
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10.03.29, 00:08

屋久島原生林

img10030029_1 いよいよ待ちに待ったトレッキング。
 昨夜の天気予報は曇りだったので眺望の期待はできないと思っていたが、やはり日頃の行いがよほど悪いのか、朝6時前に起きると既に本格的な雨。
 思わず「うっそー!」と嘆息混じりの言葉が。
 ガイドの堀田さんが迎えに来てくださり、いざ白谷雲水峡へ。
 雨具をまとい、歩きだしたが、3月下旬とは思えない冷たい雨が5分もしないで靴の中へ入りだし、この後の不安ばかりが先行する。
 そもそも屋久杉とは樹齢千年以上の杉だけを指すらしい。通常の杉は寿命ですら、それほど長くないが、屋久島にはその屋久杉が一万一千本あるそうだ。
 昭和の終わりからは伐採は禁止されており、現在は江戸時代に伐採した切り株を使用し、様々な工芸品を作っているのである。
 腐敗してないことも不思議だが、生命力には驚くばかりだ。
 そんな話を堀田さんから伺いながら、およそ2時間余りで、「もののけ姫」の舞台となった「もののけの森」をめざす。
 標高が少しずつ上がるほど、幽玄なる世界へ入っていく。
 人間がせいぜい生きても百年。記録にも残ってないであろう様々な出来事をこの舞台は見てきたのだと思うと言葉を失う。
 今回は天候や時間の関係で会うことはできなかった縄文杉だが、機会あれば再度訪れたい。
 もちろん、ご一緒いただいた堀田さんのガイドで。
 大変親切な方で感謝です。ありがとうございました。
 是非、屋久島を訪れる方は堀田さん推薦しますよ。
 それにしても、我が子たちも4時間余りの雨中のトレッキング、よく頑張るなあと感心。
 一番根性ないのが私に違いない。
posted by nishioka   全般    

10.03.27, 21:58

屋久島にキター一日目

 次男と三男の三人で今日から二泊で世界遺産の屋久島に来た。
 直行便だが、いきなり、伊丹で離陸は1時間半遅れ、出鼻をくじかれる。
 三男曰く、「飛行機は、ジャ○でテンション下がり、小型のプロペラで更に下がり、遅れるとなると、もうアウトだね」
 確かに遅れたので、予定していた屋久杉自然館は行けず、千尋の滝に予約していたレンタカーで向かう。
 確かに、高さ100m以上はある一枚岩も滝も良いのだが、我が町高槻の山を車で走ることと、それほど変わるわけでもないなあ、と思っていると、そこに鹿が二頭、目の前に現れ、私は大はしゃぎ。
 「やっぱり自然の屋久島は違うよね!」と興奮冷めやまぬ私が言うと、子供達二人は、「でもねぇ、小学校の教室から何度も見たことあるよ」と。
 なんのことはない。屋久島一日目は高槻とさほど変わらないと言うことなんだ。
 明日のトラッキングに期待。
 それでも、普段は喧嘩ばかりの二人が今日は仲良しさんで、お父さんはそれだけで、大満足なのである。
posted by nishioka   プライベート    

10.03.27, 00:28

中国大学入試制度

 中国の河北省の省都である石家庄市から来客があり、中国の大学入試制度を興味深く伺った。
 中国では毎年、6月7、8、9日に「全国高等院校招生統一考試(通称「高考」)」と呼ばれる全国レベルの統一試験が一斉に行われる。チャンスは1回だけで、この得点により、出願する大学を決定するようだ。
 大学は3種類に分けられ、4年制の一本科、二本科、日本の短大のような専科で、750点満点で一本科は約580点、二本科は約530点、専科でも少なくとも約400点とれなければ入学できない。
 受験人数は毎年増え続け、とうとう1000万人を超えたそうだから、その数は半端じゃなく想像を絶する。
 そして、特に超難関の清華大学や北京大学は、700点ぐらいはとらなければとても合格できないそうだ。
 それでも、毎年、共産党幹部子女にプラス得点が与えられるなど不公平の声も高まるが、替え玉受験など不正も後を絶たない。
 殆ど公には報道されていないが、なぜ、人々はそこまでしても過熱し、子どもたちを大学に入学させたいのか、その一つは戸籍制度の問題がある。
 生まれながらにして、都会戸籍と農村戸籍に分けられており、都会戸籍を持つ人口は全体の2割ほどで、農村戸籍では年金ももらえないのだ。
 ところが、農村戸籍で生まれても大学を卒業すれば、その子は都会戸籍に転籍される。
 だから、中国では大学に入ることは「運命を変える」こと、とも言われるのだ。
 また、学費も国立であろうと有名難関大学ほど高くなっており、貧乏人ではなかなか行けないのだ。
 要するに、貧乏人いつまでも貧乏で金持ちはそれが継続されるシステムになっているのだろう、と話しを聞きながら思っていると、最近、少し変わった傾向が出てきている、とのこと。
 それは、北京大学生の大半が農村戸籍を持つ人たちなのだ。 貧困である彼らがどのようにして、最も高い学費を支払えるのか。
 それは、都会戸籍をもつ人たちにはない、農村戸籍の人たち親類、兄弟の団結力が支援金を集め、入学するのだ。
 もちろん、卒業後は、援助してくださった親類の人たちに働いてお返しをするのだ。
 都会戸籍を持つ人たちは、親類と言えども個人主義が強く、お金など支援することもない。
 何となく、日本の話でもある気がする。
 そうして、学力をつけ、卒業した人たちは、中国共産党の幹部にのぼり、国家に対してもお返しをするのだろう。
 儒教精神とは、裏を返せば、君主が継続して君臨しやすい教えなのかもしれない。
posted by nishioka   全般    

10.03.26, 02:30

する or しない

 人は、毎日のように「する」か「しない」かの選択を迫られて生きている。
 もちろん、だれに迫られているわけでもない。自分で考えてその行動を起こす場合もあろうが、殆ど何気無く、その選択を決定しているはずだ。
 朝一番から例えば「今、起きるか」「まだ起きなくて良い」などのように何気なく、二者択一の選択を迫られて生きているに違いない。
 特に進路先、就職先、結婚相手などは正に行くかやめるかの選択があるのである。
 当然だが、当たり前のことがある。
 同じ人間で対象実験は行えないということ。即ち、「する」と決まってアクションとったら、したことが正解の人生を歩まなければ損であるということ。
 「する」と決まれば、「しない」の方が良かったと後悔することがないような生き方さえすれば良いのである。
 但し、世の中はいつも二者択一、一生に一回の人生なら、「しない」を選択して後悔するより、「する」を選択して生きた方が楽しいし、わくわくするに決まっている。

 「する」と決まれば、迷いなどなく、どうすれば「する」の選択が正しかったかを証明できるように考え、行動をとれば有意義な将来があるはすだ。
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10.03.25, 02:20

ニート? フリーター?

 今、弊社ではオリジナルのソフトを開発中であるが、なかなか思うように進まない。
 アイデア先行型で企画し、進んできたことだが、完成までにはまだまだ時間を要する可能性もある。
 ソフトウェアというのは弊社のプログラマー曰く、「パズルを解くようなもので、完成したときにはかなりの満足があるが、一度、深い穴に入り込むと途端に進行は静止する」そうな。
 どうしてもバグと呼ばれるプログラム製作上の欠陥が出るのであり、どこの個所での不具合かその解決に予想以上に手間取ることがある。
 今回はかなりの技術も必要であったため、そのプログラマーの知人プログラマーにも外部委託し、手伝ってもらった。
 そして、ある意味、その優秀なるプログラマーがニートだと冗談交じりに聞いて驚いた。
 厚労省の定義ではニートは15歳~35歳までだったはずだから、正確な言い方をすれば、ニートではなく、フリーターなのか失業者となるのかもしれない。
 不況のこの時期、働きたくても仕事を失った失業者の方には申しわけないので、失業者とも言えないかもしれない。
 働くには十二分な知識を持ちながら定職に就かないのは選り好みをするからなのか、それとも対人関係においてうまくできないからなのか、とにかく日々仕事をしないことは日本にとっても大きな損失である。
 一時期に比べれば減少したはずだが、このフリーターと定義される人の数は400万人を超えていたはずだ。
 しっかりと労働して納税すれば、その費用はかなり膨大になるはずで、「もったいない」の一言だ。
 魅力ある社会でないことも要因かもしれないが、どうか魅力ある社会における魅力ある会社作りのために肉体的であろうが、知的であろうが、汗を流して頑張ってほしいな、と切に願う。
 世の中には世間に役立つ知識を持ちながら宝の持ち腐れの人が多いのだろう。
 知識は世の中に役立てて初めて本当の知識となるのであり、自分の頭だけに存在するものは知識でもなんでもない。
 誤解があってはいけないので、付加しておくが、その優秀なるプログラマーの知識が世の中に役立っていないなどと言う話ではない。
 むしろ、今回は私たちのリクエストに応え、役立つ知識を披露してくれたとも言えよう。
 ぐだぐだと言ってる場合ではない。
 とにかく、開発を急がねばならない。
posted by nishioka   全般    

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