06.11.18, 19:51

闘病(?)生活 6日目

 兵庫県篠山から七田チャイルドアカデミーの神戸西地区代表でもあり、真言宗大阿闍梨でもある奥土居先生がわざわざお見舞いに来てくださった。
 彼は、月に2回地元で「こころ新聞」を発行しておられ、これも頂戴した。
 そこに「仏の声」なるコーナーがあり、お釈迦様が説いた悟りへのプロセス『八正道』の中の「正業」(しょうごう)について書かれていた。正業とは、正しく働くという意味で、お金に振り回されている現代社会に警鐘を鳴らされていた。「多くの富を得るということは、多くの人から頂いたものでもあるので、必要以上の富は社会に還元することが、命を正しく生き、正しい仕事をしていると言えます。それを正業と言います」と結ばれていた。
 どこからが、必要以上のお金かその判断は非常に難しい問題ではあるが、そのような意識を持つことは、とても大切であるとベッドの上で、新聞を読ませて頂きながら感じた次第である。
 この記事を読んでいて、ふと思ったことがある。
このたびの西武ライオンズの松坂投手の大リーグへのポスティングにおいて60億円という破格の移籍料でレッドソックスが交渉権を獲った報道がいずれのメディアにおいても、「夢」という言葉と共に、好意的な報道がされているが、私は甚だ疑問を感じている。
 ここには、日本という小さな国の若者が幼き頃からの夢の舞台である大国アメリカで高く評価されたというサクセスストーリーがあるだろう。もちろん、私も応援したいし、是非この前評判がすばらしき実績へと移行してほしいと願う一人である。ヤンキースの松井選手やマリナーズのイチロー選手との勝負も今から楽しみだ。
 そして、60億円という破格な数字によって、彼自身が哀しい末路を歩むことにならないだろうか、などと危惧するものでもない。
 大きなお金だったから、小躍りするマスコミの気質に問題を提議したいのだ。お金を目的にして埋没したライブドアや村上ファンドでの反省は全く生かされていないのだ。
 正当な評価はお金によってなされるのもプロの世界であることは十二分に理解しているつもりだ。
 しかし、大リーグというビックビジネスのマーケットに純粋な若者を持ち上げられている、このことに問題は無いのか。
 「あなたも、いつか松坂選手のように大リーグでも応援される選手になってね」ということと、「あなたも、いつか松坂選手のように大リーグで破格な移籍料、年俸をもらう選手になってね」と言うのでは、全く違うということなのだ。
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06.11.17, 20:06

闘病(?)生活 5日目

img06110019_1  おかしな話だが、入院して、初めて、本も読めたし、日中に横になる時間ができた。パソコンも今日は今、初めて開いたぐらいだ。
午後からは、お見舞いのラッシュタイム。
 従業員や友人仕事関係、保護者の方たちまでも来てくださった。大阪の最南端からや吹田からも来てくださり、ただただ頭が下がるし、申し訳なく、同時に感謝する次第である。
 七田チャイルドのテンダー狭山教室の中村先生とは、ここが病室と忘れるほど大きな声で笑った。七田チャイルドアカデミーには、本当に良き仲間がたくさんいる。力づけられるし、頑張ろうとする意欲が喚起される。
 ところが、他の患者さんと異なり、不謹慎にも私は体調が悪い自覚はないので、今日からはリゾートマンションの別邸にやってきた感じさえある。夕方、同室の方々と部屋の窓から望む見事な夕日を観覧しながら(写真ではこの風景がご理解頂けないだろうが)、「ここでゆっくりするのもいいねえ」なんて、笑いあった。スパの設備(実際はシャワールーム)、ボタンを押せばすぐに来てくださる優しい仲居さん(ごめんなさい、看護士さんです)、お三度の食事、正に至れり尽くせりの環境なのだ。
 と話しながらも実際はだれもが、全快し、ここから早く出たいのだ。ただ、みんなで笑いあうのが薬になったに違いない。
 そんな中に一人の看護士さんが中に入り、ホスピタリティについて少し話した。看護士さんは、「わたしたちも、企業の中のサービス業に従事する一員であり、おかしな言い方ですが、また、病院にお世話になるのなら、ご指名を頂けるようにならないといけないと最近は指導されるし、そう思っています。廊下を歩く音でさえ、入院されている方には気になるのだから、心配りしないといけないと思うのです」と言われた。
 そう語る看護士さんの顔にうっすら夕日があたり、眩しく感じた。

 利益をあげるために人にサービスしなければならないのではないのだ。企業が繁栄し、存続するためにホスピタリティを大切にしなければならないわけでもないのだ。人が人として共に幸せに生きるために気持ちよいサービスを提供しなければならないのだ、と今回の入院でそう感じた。
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06.11.16, 21:55

闘病(?)生活 4日目

 昨晩は、午前零時前には、眠りについたが、午前3時半には目が覚め、そのうち眠くなるか、と思いながら、パソコンを持って、待合室で一人、仕事をしていた。
 結局、朝食、回診、点滴といつものフルコースを受けていると、眠くなることもなく、本日の夜を迎えた。
 実は、神経質な私(「うそ」と言われる人もいるかもしれないが)は、当初から「個室」を希望していたのだが、「空き次第、移ってもらいます」と言われながら、いわゆる大部屋で既に4日目を迎えた。
 ただ、想像できると思うが、同室の方々とは、皆、ある意味同じ境遇におかれた者同士、年齢の壁など無く、自然に解け合い、頂いた果物を分け合ったり、笑談しながらも昼間の束の間の時を過ごす。平素、カーテンで仕切られた各々のベッドも今日は、だれからともなく、オープンにして、とても心地よい時が過ごせた。
 しかし、抗ガン治療していて、「最初は直腸ガンだったんだけど、骨やリンパまで転移してね。もう、全身にいっているので、コバルトでも無理だし・・・」などと言われると、言葉を失う。今日は、自分の身体が良くなることより、隣のベッドで眠る彼の奇跡を祈りたい。
 当然だが、病院という所は毎日見たくない、聞きたくない光景に遭遇する。入院棟の待合室には手術中の家族を見かける。皆、無言で、目を閉じたり、どことなく落ち着かない様子だ。手術の無事を祈る家族の顔に疲労の色は隠せない。
 少しの病気をしながらも、健康で日々を過ごせるほど幸せなことはない。
 私が、この時期に病気になったのは、偶然ではなく、何かの学びの必要があり、入院となったはずだ。
一昨日も昨夜も就寝しようと、ベッドに横になると、不思議と「ありがとう」という言葉が出てくる。言おうとしているのではなく、自然になのだ。何に対してなのか、自分でもよくわからないが、生かされている自分を支えてくれている人がいることが、何となくほわんとわかる気がする。

 夜、本日の私のレッスンを代行してくれた講師が、わざわざ子どもたちの寄せ書きを持ってきてくれた。みんな今日のレッスンできなくてごめんね。そして、まさきくん、さっちゃん、まいちゃん、かんなちゃん、ゆうやくん、あゆむくん、今日誕生日だったよね、こうだいくん、寄せ書き本当にありがとう。
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06.11.15, 22:26

闘病(?)生活 3日目

 闘病などという言葉とは、全くかけ離れたように病院で仕事をこなしている。
 部屋へ来られる看護士さんは、いずれもが「何のお仕事されているんですか」と半ば好奇に尋ねられる。
「はて、本当に私の仕事は何なのだろう?」と自分でも首を傾げるのだが、もちろん、「教育」に従事する者であるに違いない。
 それでも、昨夜は午前零時頃には眠りについた。午前6時には電気もつくのだが、午前6時半まで、ぐっすりとは言い難くも、眠ることはできた。正に住めば都である。
 子どもたちと会えないのは寂しいが、なかなかここも快適である。実際、今はとうに消灯の午後9時を回っているが、看護士さんに尋ねると、本当はだめだが、午後11時頃までなら、食堂が使えますよ、と教えてもらい、喜々として一人、食堂でパソコンに向かっている。
 熱もほほ平熱、首と背中の痛みも随分和らいだ。身体も動かさなければ、と思い、家内にランニングシューズでも持ってきてもらおうか、と思いながら、主治医の先生の回診を待つと、無惨にも玉砕!「肝機能の数値は良くないので、金曜日の血液検査を待ちましょう。今日から、点滴の薬剤も変えないと・・・、走る?走れる人が入院はしませんよね」
 元気だとは思っているが、なかなか色好い返事は頂戴できない。
 やはり、節制して、少しは休憩しないといけないかな?
 でも、締め切りが迫っていた仕事は、一応、一段落したので、明日からは、本でも読みながらゆっくりしてみよう。
 
 ゆっくりすることが、自分にとってはとても恐怖に感じる。
 いつも忙しいのが幸せだとしみじみ思う今日だった。

 私に近い皆さん、どうぞ、メールはしてやってください。明日から完全治癒に向けて、休息しますので、返事はできませんが、お許しください。
posted by nishioka   プライベート    

06.11.14, 19:10

闘病(?)生活 2日目

 ブログを毎日偽りなくかいているので、仕方ないのだが、昨日、入院のお知らせをしたことを、少し後悔している。
 と言うのも、結局多くの人にご心配をかけることになってしまったことに因はある。
 たくさんの知人、友人、弊社社員から心配のメールを頂いてしまった。本来ならお一人、お一人にお礼のメール出さねばならないのですが、この場をお借りして、お詫び申しあげますと共に、大丈夫であることをご報告します。
 さて、昨晩からの様子を、、、
午後9時消灯には驚く。いくら体調が悪いとは言え、この時間に眠りにつくのは、私にとってはそれこそ拷問。灯りのついている面談スペースへ向かうが、そこも時間の限界あり、11時からの点滴を待つ。結局、メールのチェックをしつつ、それでも眠くなることに期待し、午前1時過ぎに眠るが、ナースセンターに鳴るコール音、他の患者さんのトイレへ行く音、うつらうつらで午前4時には起床することになる。
 そして、朝刊がくるのを待ち、朝食を頂き、午前9時には完全に院内はmy officeと化した。
 面談スペースに携帯電話とノートパソコンを持ち込み、忙しく時間を過ごすことに。
 とうとう見舞いに来た家内には叱られる始末だ。ごめんなさい。
 背中の痛みは今も大きく、回診に来られた先生には、今週いっぱいは退院までかかるかな、と言われたが、熱は初めて平熱に戻り、快方に確実に向かっているはず。
 そして、入院してうれしかったことがあった。
教え子がブログを読んで駆けつけてくれたこと、偶然、同じフロア担当の看護士さんがやはり教え子で、久しぶりに再会できたことである。しかも、成長した彼女が実習性たちを指導していた姿には感動した。
 それに、こちらの看護士たちは、皆さん、本当に良くしてくださる。ありがたいことだ。
 もちろん、忙しいなか、仕事関係の人や友人、親族もきてくれ、感謝に感謝を捧げます。
 自分が多くの人に支えられていることを実感した一日だった。感謝である。
 でも、どうぞ皆さん、私は元気ですから、お気遣いなく。

 それにしても、私の一番の病は、この仕事中毒という毒かもしれない。
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06.11.13, 16:03

本当の慰安旅行へ

 こんな時間にブログをアップさせることもまずないのだが、とうとう、これまでのつけが回ってきたのか、本日から3泊か4泊の予定で、高槻赤十字病院への旅が決定してしまいました。
 教室は、木曜日はレッスンがあるのだが、本日から1週間のお休みで、研修に充てたり、各々精力的に時を過ごすのだが、私は、とにかく第一に部屋の掃除と思っていたのに・・・。
 だが、期日の迫った仕事をこなせねばならないし、どうして神様は、私に仕事場の整理をさせてくれないのだろう、と思いきや、何と、この数日の睡眠不足がたたり、免疫低下したことが原因で、「丹毒」という病に罹患してしまった。
 家内に、これを伝えると、さすがに、病名にも「毒」がついているのね、と微笑み返しをされてしまった。ま、重く受け止める人間ではないことで、過去、助けられた事は多いのだが・・・。
 背中の腫れがとにかく痛いうえ、微熱が続いており、日赤の担当医は、「これを機にひとつ休暇をとってください」と言われてしまったのである。
 こうでもしなけりゃ、休まないので仕方ないと思われるだろうが、いやいや、私はパソコン、テキスト、携帯、様々な道具を駆使して、この病室で快適に仕事をしてやるぞ、と意気込んでいる次第である。
 とは言え、微熱もあるし、しんどいし・・・。
 あっそうだ、アルコールも抜かないといけないという恐怖が待っている。
 皆さん、心配はご無用です。少し、旅に出ていると思ってやって下さい。
posted by nishioka   全般    

06.11.12, 20:12

健康な身体あっての仕事

 いつ以来だろうか。午前中は少し仕事が出来たが、昼食後、微熱と悪寒が走り、布団で夕方までうつら、うつらの一日となった。
 元々、今日は、東京で仕事の予定だった。ただ、締切が迫った仕事が山積しているので、とりやめた。七田チャイルドアカデミーのゴルフコンペも今日だったのに、それも断り、色々調整して、万全の仕事体制は「体調」という最も基本的な枠組みから崩壊した。
 昨日の首のリンパの腫れは随分治まったのだが、首の付け根、右の肩胛骨上の箇所など、とにかく、筋肉痛のような激しい痛みがする。インフルエンザの痛みとも異なるし、過去経験したことのない痛みに不安も走るが、熱は下がったようだし、今から、もう一踏ん張りすることにしよう。
 健康な肉体があるからこそ、色々な事にチャレンジできるのであり、今さら嘆いていても遅いが、もう少し規則正しい生活をしなければならないと切に感じる一日だった。
posted by nishioka   全般    

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