06.10.30, 22:37

自分を磨き、変わる

 今春、入社のスタッフに誕生日お祝いのメールを送ると、とても嬉しい返事が戻ってきた。
 許可無く、転載することに許して頂きたい。
「ありがとうございます。二、三年前にはこんなにバタバタして楽しくて、しんどい状態で誕生日を迎えるとは思っていませんでした。自分が触れているもの全てが、自分に影響して変わるきっかけを与えてくれることをこの半年ですごく実感しています。人に(生徒を含めて)ちょっとでも影響を与えられる存在になりたいと思います。」
 私が二十代の時に、こんな事言えなかっただろうな、と思い、自分のスタッフながら、凄い感性だと驚嘆した。
 自分を磨かなければ、人に影響を与えることはできない。だが、自分が変わることに一種の畏さよりも、楽しみを感じることができれば、それは、自分を磨くことにもなり、当然、人に良い意味での影響を与えることが出来るようにもなるのだと思う。
 仕事は、自分のやり甲斐を感じることに邁進する行動の代価を得ることではあるが、好きなことだけでは、無理が来る。
 自分磨きの場が仕事であり、やりたくないと思っていたことにも、ある種のやり甲斐を自分が変わることで、発見できれば、結果として、人としての成長を手に入れることが出来る。この繰り返しが、人生なのかもしれない。
 自戒も含めて、私も今、このブログを書いているのが本音であるが、仕事だけではなく、子育てにも通じることでもある。
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06.10.29, 22:08

真剣なあきらめない姿勢

 東京からの新幹線の中でJRが主として発売している「Wedge」(ウエッジ)という雑誌を読んだ。
 私は東京へ出張へ行くと、新幹線車内でこの「Wedge」を読むのを秘かに楽しみにしている。
 アメリカや中国などを含めた日本に関する経済情報がわかりやすく書かれている他、毎月様々な特集記事が掲載されており、あっという間に興味深く読み終えてしまう。
 特に今月は、ソウル、バルセロナ(金メダル)、アトランタ(銀メダル)と3度のオリンピックに出場し、平成の三四郎と異名をとった柔道家の古賀稔彦氏の記事に心奪われ、共感し、肝に銘じた。
 彼は、今、町道場を開き、子どもたちと直接、接し向き合う日々を送っているそうだが、無気力な子どもたちに対して、このように語っている。
「やる気がない子を「ちゃんとやれ」と叱ったり、「もう来なくていい」と見捨てたりするのは簡単。でも、それで終わってしまう。そういう子には、「今日はどうしたんだ?」と聞くと、その子なりに、悩みを話してくれたり、自ら「すみませんでした」と言ったりして、落ち着くんです」
 或いは、こうも語っている。
「お前、柔道でどうなりたいの?」と聞くと、「勝ちたいです」と答える。「勝つにはどうしたらいいの?」と聞くと、「一生懸命やるんです」と返ってくる。自分の口から、「やります」と言わせてあげて、よくやった時にタイミングよく、誉めてやるんです」
「失敗しても、恥ずかしい、とか悔しいとも感じない人間になってはいけない」
 さすがに結果を残された人だけに、その言葉にも重みがあるし、壁にぶつかった子どもに正面から向き合っておられる姿勢も感じ、改めて自分も気をつけたいと感じた。
 もちろん、「どうしたの?」と尋ねると「別に」と答えられると次が続かない。でも、私たち大人があきらめてはならない。「このおっさん、しつこいなあ」と思われても、そのうちに「このおっさん、真剣なんだ」と思われるようにまでいくと、子どもは変わる。
 口先ではなく、真剣な姿勢に人は子どもも大人も全ていつの日か気持ちが伝わるのである。
 無気力人間なんて、本当はいないはずだ。
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06.10.29, 00:27

初心忘るべからず

img06100029_1  NHKの「英語リアン」や七田チャイルドアカデミーMonthly CDでもお馴染みのJanicaの日本におけるWedding披露Partyが東京であり、参加させていただいた。
 二人は、この日のための着物姿で登場した。
 彼女とはおよそ5年ほどのお付き合いだが、今まで見た中で一番輝いていて、溢れる幸せそうな笑顔で本当に良かった。
 一緒に参加された七田チャイルドアカデミーの本社英語事業部の堀内先生と途中から合流となった田端教室の松田先生と3人で、松田先生ご推薦の台湾料理の飲茶のおいしいお店へと出かけた。
 濃厚なカニの卵入りフカヒレスープや大正エビのチリソースなどお味はさすがに絶品でおいしかった。
 問題は閉店時間もせまって、ラストオーダーを聞きに来られた頃からである。
 店員さんたちが忙しく動き始められ、とうとう、お客さんの目の前をごみである段ボールを移動したではないか!そして、極めつけはオーナー店主は、ほうきとちりとりを持って、目前ではないが、掃除を始めたことには、私たちも唖然とした。
「お店をオープンした時なら、こんなことはしなかったよね。今は繁盛店のひとつとなり、有名になったことで気の緩みや慢心がでているのだろう」
「でも、僕たちにも、この慢心が呼びこんだトラブル、いやいやトラブルとはなっていないが、子どもたちや保護者の方々に不快な思いをさせてしまっていることもあるだろうね」
「気づいていない気の緩みに気をつけたいよね」
 そんな話をしながら、お店を後にした。

 教室を始めた時の気持ちを忘れてはならない。

 明日は12回の山田教室の発表会、行けなかったことごめんなさいね。山田教室の皆さん、そして、スタッフのみんな!練習してきたことがうまく発表できますように!
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06.10.28, 01:23

嘘つくな!

全国の高校で卒業に必要な必修科目が教えられていない問題で、必修逃れの学校は、全国35都道県で計249校に拡大したと新聞で読んだ。
 それだけに終わることはない。大学推薦入試のため、未履修の科目を履修したように内申書を書きかえ、生徒の願書をすでに大学側に提出していた学校が、少なくとも20校以上あることも判明。履修漏れ問題の波紋が広がっている。
 高校という公的な教育機関が、受験という呪縛に囚われて、本来の目的を失っていても大学合格の実績を取りたいと考えていることに問題がある。そして、こうなった背景は、元々、私たちの高校時代からあったが、入試に関係の無い授業は、その内容を聞きもせず、入試に関係する勉強を一人隠れて行う「内職」と称される行為が横行し始めたことに起因するのではないか、と思うのである。「内職」される授業があるのであれば、もっと、子どもたちにとっても身に付く関係する授業を行おうとしたことが最初ではなかったのだろうか。愚かな迎合である。
或いは、単純に入試に対応する学校作りの一環が今の形となったのか、何れであろう。
 惹きつける魅力ある授業を行えば、「内職」はしないのである。いくら、受験に関係する授業だけを行っても、魅力無ければ、「内職」はなくならない。
 ただ、塾をしていて、この20年で大きく変化したのは、親方日の丸などと揶揄された公立高校ではあったが、本気で取り組もうとする熱心さを売る学校も多くなったことである。私どものような塾にも学校のアピールで来られるケースも出てきた。
 しかし、私たちは本当に受験の実績だけを求めて、子どもたちを高校に進学させているのだろうか。以前、ブログにも書いたが、私立高校の説明会に参加しても、特色が本当に少なくなってきているように残念ながら感じる。「当校の昨年度の入試合格実績は・・」に始まり、「今後、合格率は・・」で終わる。
 中には、公然とクラブ活動をする時間はありません、などと言う学校さえある。
 高校は、大学へ進学することだけを目的にある予備校ではないことを明確にするべきである。真の進学校は、大学合格には遠回りの学習も大切にしている気がしてならない。
 入試が近づくと、「こんなことをしていてはいけないのに・・」と思いながら、入試に関係のない本を読み、それが、後になって役立っている経験は多くの人がしているとさえ思う。
 最終的には、勉強は自分がするものであり、全て与えられた最短コースの道のりに乗って、与えられた事だけをこなしていく日々を過ごした結果の合格が後になって、花開くだろうか、甚だ疑問である。
 もちろん、目に見える学校の良さを感じてもらえるのは、大学合格実績なので、そこへ行き着いたのも納得は出来るのだが、その大学合格も、また何れこのブログで触れたいが、一昔前の努力の結果とは異なり、様々な形での俗に言う青田刈りの結果であり、こんな合格は「合格」ではなく、「入学承認」と呼ぶべきではないか、と思うこともあるのが、現実だ。
 選ぶ私たちも判断するしっかりとした目を持たねばならない。

 ここで、字余り川柳、
 「嘘つくな と教える先生、虚偽報告」
 今の世の中、何かが違っている。
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06.10.27, 00:34

運命

 まだ正式決定もしていないのに、ここに公開してもよいものか随分迷ったが、このブログを読まれている方は、私を知る親しい人がそのほとんどなので、書くこととする。
 それは、本日、弊社茨木駅前教室の移転がほぼ決定したのである。移転理由には色々あるが、第一にスタッフと生徒である子どもたちやお母様方の安全確保なのだが、今日、ここで書きたいのは、移転の内容ではなく、偶然ではなく、運命の考え方なのである。
 私は、最初にその狙いがあったのではないが、分不相応にもスタッフに支えられて、いつの間にか7つの教室を運営するに至った。
 その教室の物件は全て自社物件ではなく、賃貸なのだが、市場調査等々で、時間をかけて見つけた物件などはほとんどなく、何となく、さがすと、ぽんと出会った物件ばかりなのである。逆に必死で探し当てようとしても、物件が無いときは、ずっと無い。
 そんな時はあわてる必要はなく、今見つからない方が良いから、神様は、私の前に出されなかったのだろうな、と思えば気持ちは楽になる。
 実は、茨木の物件は随分前から探していたのだが、なかなか見つからなかったのである。そして、今日の物件は、ふと探そうと先日自分の足で歩くと見つかったので、本日の物件案内と至ったのである。
 運命は努力で変えることは確かにできるだろうが、私は、できるだけ流された中の器で最大の努力をするように心がけている。
 昨日もご紹介した尊敬する森信三先生は、人の出会いも同じようなことを仰っている。出会いは「一期一会」なのだ。「人は会いたい人には必ず会える、それも一瞬早すぎず一瞬遅すぎずに。」
 絶対、そうなのである。
 そして、私はいつもその出会った人々に助けられて、今日に至っていると強く感じる。大変有り難いことだ。

 今度移転する茨木駅前教室も限られた予算の中ではあるが、こだわれる部分はこだわって、皆さんに愛され、気持ちの良い教室作りをしていきたいものである。
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06.10.26, 04:33

立腰

 深夜番組の「オーラの泉」を少し見た。
 番組の中で三輪明宏さんが、「背骨をビンとはることは、とても大切。その際に身体が左右対称となっていること。感情に影響されない姿勢なの」と言われていた。意識して、その姿勢を保つようにしているとも言われていた。
 正に、正論である。
 尊敬する森信三先生は、幼児期の大切なしつけの一つに腰骨を立てる、という意味から「立腰」を提唱されており、私たちのレッスンには、共通認識の言葉に、この「立腰」を使い、これから、何か始める際の条件付けに「立腰」をさせている。
 七田先生は、背筋を伸ばし、深い呼吸をすることで、宇宙からのエネルギーが身体に入る、と仰る。
 明治の軍人さんのように、いつも立腰の姿勢がとれれば、すばらしいのだろうが、なかなか、できない。それでも、腰骨を立てる、背筋を伸ばす行動をとろうとすると、精神にも筋が通るのは、確かなことだ。
 やる気のない子どもたちの姿勢は必ず、丸まっている。冗談ではなく、頭と机がくっついて、文字を書いている場合さえあるのだ。
 「あー、やる気が無いなあ」と思いながら、勉強をするのだったら、1分でも良い、姿勢を立て直して、自分自身に「今から、どんどん頭に入る」と自己暗示してから、始める方が良い。
 この習慣が子どもの頃から身に付くのは、一生の財産だと私は信じている。
 もう、朝方になってしまったが、もう一踏ん張り仕事をしよう。
 そう、腰骨を立てて、背筋を伸ばして、一踏ん張り。
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06.10.24, 23:49

「素直」が人を伸ばす

 弊社では、講師に年間を通して何度かの研修受講を課している。そして、受講後、研修レポートを提出してもらうのだが、本日も先日あった研修のレポートが提出されており、数人分、目を通した。
 素直な気持ちで受講し、前向きにとらえている文面にこちらが伝わり、こちらが元気を頂戴できるほど、嬉しい言葉がちりばめられている箇所もあり、大変嬉しく読んだ。
 絶対的な法則の一つに運やツキがある人は、「素直」だということだ。私自身が研修マニアと思えるほど、数年前はよく参加させてもらったが、必ず、どんな研修であっても、良かった部分と残念ながら、そうではなかった部分がある。だが、ここでその研修に対して批判を羅列しても、自分にとっては効果など何もないのだが、良かった部分に対して、今から活かしていこうと謙虚に思うと、価値ある研修となる。
 そんな意味では、とても良い部分をとらえて、批判的にならず、素直に受け止めている弊社の講師に手前味噌ながら大きな拍手を送ってやりたいとさえ思った。
 実は、これが成績をあげるコツでもあることを知ってもらいたい。少し勉強を教えた経験がある人なら、全て肯かれると思うが、成績があがる人にはいくつかのパターンがあり、一つは、やはり「素直」であるということだ。理屈や我流を通さず、指導者の言われる方法で学習を素直にやり始める子どもは必ず成績が上がってくる。子どもの言葉の中に「でも」や「しかし」が頭につく場合は、成績をあげることは難しいと言えるだろう。
 何にも考えを曲げない意志の強さが必要な局面もあるが、ひとまず、先人の知恵に教えを仰ぎ、素直に耳を傾けることだ。
 「素直」な子どもを育てるためには、親も指導者も「素直」でなければならない。
 わかっているけど、難しいと思われる方には、難しくないから、実践してごらん、と言いたいのである。
posted by nishioka   全般    

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