14.06.28, 04:02

やじ・ヤジ・野次

 都議会のヤジが大きな問題となっている。
 模範となるべき東京都の代表のうち複数人が自分で言ったことぐらいわかるはずなのに、名乗り出ないのだから、まあ、その低いレベル推して測るべしである。
 やじは議会の華とも言われ、議会の盛り上げに一役買っているとさえも言われるが本当だろうか?
 かつて国会の歴史でもこのやじが発端となった数々の事件とも言えるべきことが起きている。
 本当にやじによって議会内容が進められると考えられるのであれば、それは妄想に過ぎないと単純に考える。
 なぜなら、小・中学校の学級会やホームルームでさえも、「人の話は最後まで黙って聞きましょう」と教えられていることからも理解できよう。
 ウイットに富んだやじもある、などと言うがそれも妄想だ。
 子どもたちが議会を見学しても恥ずかしくない答弁とその全体の空気こそ、ふさわしい場会である。
 今や小さな市議会でさえ、インターネットを利用してライブで公開していることもある。
 堂々とその内容公開を常にするべきである。
 ヤジがなければ寝てしまう、などと思っている議員など必要ないのだ。
 この「野次(やじ)」のそもそもの語源をご存知だろうか?
 元の語源は「野次馬」であり、「おやじ馬」から派生したと言われている。「おやじ馬」は年老いた馬をさし、若い馬の尻について遅れて歩くので、人の後ろに意味もなく騒ぎ立てる人々を「野次馬」と呼び、そんな騒ぎを起こす声を「やじ」と呼ぶようになったそうだ。
 「親父」を馬鹿にしてほしくない歳となったが、わけもなく騒ぎ立てる言葉が公的な議会の中で必要などあるはずがない。

by 西岡博史
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