14.04.19, 09:24

日韓の問題

 韓国旅客船沈没事故は未だ不明者268人にものぼり、その大半が修学旅行中の高校生だったそうで、胸が痛む。
 目前にいるかもしれない子どもを助けることができない親族の気持ちを思うだけで涙が出そうになる。
 ところが、今朝の報道を読んで「まさか」と声が出た。
 救助活動に対する日本政府の支援の申し出を、韓国政府が「現段階では特別な支援は必要ない」と拒絶したそうだ。
 確かにここでの支援受け入れは、日本の救助活動の能力を示すことであり、朴政権の強硬対日政策というか、むしろ、ある種の日本排除運動というプロパガンダに反するのであろうと容易に推測できる。
 実質、支援を行うのは日本の自衛隊であり、切り離して考える必要があるが、先日、問題が提議された韓国政府の日本の集団的自衛権を認めない云々とも関わりがありそうである。
 そして、更に驚いたのは、韓国国内における修学旅行廃止運動である。こともあろうに、その理由の一つが、韓国の修学旅行は日本統治時代に日本から持ち込まれた旅行文化であり、日本帝国主義教育の残滓からだとか。
 命は、如何なる信条、主義、イデオロギーよりも優先されなければならず、朴政権は目を覚ましてほしいし、私達も時の政府による方向性を常に検証しなければならないし、大人はその知識を持つよう努力しなければならないと痛切に感じた。

 反目せずに仲良くすることが、そんなに難しいことなのか、と情けない気持ちとなる。
 長い歴史を少しふりかえるだけで、国益の損失になることなどないのは明白な事実である。

by 西岡博史
posted by nishioka   全般    

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