TBSのTV番組「情熱大陸」に見入ってしまった。
どうも私はこの類の番組が好きである。
そこには、ファンクショナルな視点を持つことの効果を話す横田氏なる人物が大きく映し出されていた。
それをファンクショナル・アプローチ(FA)と呼ぶらしいが、彼は「公共事業は何のため?誰のため?」をキーワードに全く新しい視点でコストカットを次々に展開し、成功させてきた。
最近仕分け事業なる言葉が流行ったが、何と彼は10年間で総額1兆円分の公共事業の改善に乗り出し、2000億円分のコストカットを実現させ一躍脚光を浴びているそうだ。
このFAだが、調べてみた。
1947年にアメリカのGE社で起こったアスベスト事件をきっかけに、ローレンス・D・マイルズ氏が開発した管理技術の一つだそうで、そう考えれば、新しい手法でもないようだ。
固定概念や先入観にとらわれずに、問題の対象から敢えて離れ、ファンクション(機能、目的、効用、意図)に焦点をあて、それを明確にし、これを糸口にして考えていくことを「ファンクショナル・アプローチ」(FA)と呼ぶようだ。
目に見えるもの、耳で聞こえるもの、手で触れるもことのできるもの、全ては表現されている手段にしか過ぎないわけで、それ自体に意味を求めるのではなく、それを表現させている目的に意味を求めていくべきだという考えで、箸袋などを例に取り、話されていた。
この箸袋のファンクションは何であるのか?
1.清潔である
2.1膳を入れ、配膳しやすい
ここから、何の無駄を省くことが出来るだろうか。
例えば、箸の先にだけ袋がかぶっているだけでよい、というようなことである。
間違いなく、こんなイージーなことではなく、もっと深い考えが必要であろうが、そのような合理性のある考えを平素、自分はしていなかったので、目から鱗である。
仕事の中に常に、ファンクションを意識していくつもりである。
理系的な文系、文系的な理系の思考回路が好きである。