昨日の「一生懸命」とは別な見方をすれば矛盾した話題に聞こえるかもしれない。
私にとっては、何も違わないが、少しおつきあいいただこう。
今日、お会いした先生が言われていた言葉が耳に残る。
「頑張らなくていいんだよ。あきらめなければ、それでいい」
深いなあ。
何を頑張ろうと思っていたんだろう。
何を家族や従業員に求めていたんだろう。
日本の自殺をする人の数を聞いて驚いた。
1日およそ90人、年間3万人を超える人が自殺という考えられない死の選択をしているそうだ。
交通事故死者数の6倍以上で、自殺する割合で言えば、アメリカの2倍、イギリスの3倍という高さだ。
特に40~60代の父親世代だけで、全体の4割を占めるという数字を見て尚更驚きである。
この数値だけ見ても、これはもう個人の問題ではなく、社会全体の抱える問題として真剣にその対策も講じなければならない。
生きていれば、こんなに楽しいこともたくさんあるのに、その選択を選ぶときは、考えられない窮地に立たされているのかもしれない。
人はだれもそんなに強くない。
だから、頑張ることなどないんだ。
ただ、あきらめずに生きることは大切だ。
自然体、わかっているようでわかりにくい。
ひとつ言えることは、絶対に死を選べば、そばにいる人が今以上に悲しくなることは間違いない。
人を悲しませる権利は何人も有さない。