12.02.07, 23:30

思いやり

 教室長からの悩みのメールを読んで、切実だが、私のように子どもも大きくなってくると懐かしいような話だと思ったのが本音の話がある。
 それは、幼児教室に通う一人の方は、少々の風邪でも、極端な話、インフルエンザでも1回の授業を大切にしたいし、本人さえ、通える状況の程度なら欠席せずにお教室に通いたいというお考え。
 他方、自分の子どもがその子の病気に罹患する恐れもあるのだから、人に罹す可能性のある病気の際には休んでほしいし、自分の子どもの場合でも、欠席するのは残念だがその場合は休むと言うお考え。
 もし、上記の方が同じクラス在籍なら、明らかに価値観が異なるのでそれなりにストレスはかかってくるという悩みの話である。
 教室としての答えは法定伝染病に罹患している時には教室をお休みいただくのは規則であるが、風邪ぐらいと言うと語弊はあるが極力休まずおいで頂きたい、というものである。
 自分の子どもたちも大きくなったので、何となく今では笑い話だが、私も病気の子どもがそばに来られるのは嫌だったのが本音だし、自分の子どもが病気であるにも関わらず、お医者さんに行く時は私が先に病院で順番待ちして、もっと重い病気にそこで罹るリスクを少しでも回避したいと動いたこともあったし、幼稚園で伝染性膿痂疹(通称とびひ)の子どもが来られている話を聞いて、それは休むべきだと憤慨した記憶も残っている。
 我が子を想うばかりに、守りたいばかりに、それでも通われている保護者の方に対してそれは利己的だと決めつけて怒っていたように思う。
 だが、実は、それは価値観の相違であり、決して利己的ではないことはその保護者の方と親しくなっていくと理解できるようになってきた。
 そして、世の中はどこか厚かましい方が得をするおかしな構図になっているのかと思うこともあったが、気にする人への余裕や優しさも持ってほしいとお願いしたい。
 様々な考えをもった人たちが集まり、社会が構成されていることは言うまでもない。
 温室で子どもをずっと育てることができるわけではないし、狭い温室で子どもを育てることは子どもの幸せを奪うことにもなりかねない。
 極力、気にせず、これも「社会適用の練習」ぐらいに思って、その中に飛び込むことも必要である。
 罹患しても、それはそれ、ぐらいの気持ちの方が子どもも強くなれる。
 ただ、やはり、そいうことで気にする人はおかしい、と切り捨てるのではなく、そんな感情を持つ人がいることを知った時には、その人への配慮を見せることはもっと大切なことである。
 どちらが悪いのではない。
 どちらも悪くない。
 弱者に目を向けてあげないとみんなが幸せな社会は作れないことは共通の向かなければならない方向性だと思う。
 それが互いを尊重する思いやりである。

by 西岡博史
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12.02.07, 00:24

原発自治体の自立

 周知の事実だろうが、NHKの調査結果の公表がされたが、その事実より、その事実を踏まえた原発自治体と呼ばれる首長の発言の方が気になった。
 その調査結果とは、原発自治体と呼ばれる原発建設地域への各電力会社からの寄付金である。
 原発の建設が始まった昭和40年代からこれまでの寄付金の総額は、全国で最も多くの原発が立地する福井県が単独で235億円余り、青森県が設立した財団などに192億円余り、青森県東通村で180億円余りなどとなっており、総額は1640億円余りに上るそうだ。
 この金額は氷山の一角であり、公開できる数値で、まだまだ見えない数字を含めるともっと金額は膨大となるのだろうが、それよりも、問題であり、それが実態ではあると思うが、各首長は口をそろえて、「今後もご支援、ご協力を賜りたい」と寄付の継続をお願いし、期待しているようだ。
 もっと魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える真の意味での自立とは何かを住民も含めて話し合ってほしい。
 もちろん、いますぐの脱却は難しいことはわかっているが、今後も継続姿勢では何も変わらない。
 原発自治体だけではなく、私たち一人ひとりも自立できるよう努力する必要はあろう。

by 西岡博史
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12.02.05, 21:24

ミネハハさん楽曲の歌詞

 名古屋で尊敬する歌手ミネハハさんとプロデューサーであり、最近のミネハハさんのリリースされた楽曲の歌詞も作られている岩城安弘さんと充実したお食事の時を共にさせて頂いた。
 ずっと感じていたことだが、岩城さんの歌詞には一貫して見えてくる風景と深いコンセプトを感じる。
 それは、「水」「風」「花」だろうか。
 彼は奄美大島出身で大島紬のデザイン作家であったそうだ。
 経験したことだけが歌詞になるのだろうか?と尋ねると意外な返答だった。
 経験とイメージの掛け算で完成するそうで、DNAから生まれ、DNAに戻ってくる。心に浮かぶ風景をそのままスケッチすると歌詞になって誕生するそうだ。
 故に商業歌詞は書けないが、心にあるそのままを描くので、必要な数だけいくらでも浮かんでくるそうだ。
 朝早く起床し、呼吸を整え、裸になって窓を開けても、この時期全く寒くもないそうだ。そして、浮かんだ心のスケッチを言葉にすると歌詞となって誕生するとは、素晴らしすぎる。
 価値観は潰せばよい。
 結局は無である。
 禅問答を楽しむかの如く話をさせて頂いた。
 ここには「安全」が確保されている。
 そんな想いが私の中にしたのは確かなことだ。

by 西岡博史
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12.02.05, 00:07

計算問題の正解率アップ

 数学の点数が低い子どもたちに共通している計算の方法、と言うより計算した跡の形跡(おかしな表現だが)がある。
 更に、と言うより、形跡がないと書いた方が正しいだろう。
 結局、計算をどこか端にちょこちょこと書いて、そのうえ、酷いケースになると、これも消してしまうのである。
 元々自信が無かったから消す習慣がついたのだろうか?
 答え合わせしていても、どこで間違ったのか、その原因の究明もできない。
 やはり、計算はちまちま書かずに丁寧に、しかも、できれば、=(イコール)が縦に正確に揃えて書くのが原則であり、これをするだけで、ケアレスミスが大幅に減少する。
 経営や事業も同じかもしれない。
 過去、どのような数値で推移しているのか、その数値を消すことなく、じっくりと眺めていくだけで見えることもある。
 レベルの低い話だと思う人もおられるかもしれないが、案外、SHARPやPANASONICのこの度の大幅な赤字報道も見える人からすれば、急激な円高やタイの水害と言った想定外(円高は予測できただろうが)のマイナスが無くても、液晶テレビの販売不振は過去の数値トレンドを正確に追うだけで、かなり想定内であったのではないだろうか。
 計算問題を一行、一行、正確に形跡を残しながら、解いていくことは基本中の基本なのであろう。

by 西岡博史
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12.02.04, 00:13

経営への想い

 このブログをその方が見られたら不快だろうから、止めておこうかとも思ったが、内緒にする話でもなく、直接私見も申し上げたぐらいなので、かまわないだろう。
 批判でもなく、事実だから、アップしよう。
 今日、夜にある資産家の事業家の方と食事をさせて頂いた。
 とても、人間的にも素晴らしい方で、元々は学校の教員であるが、お父様が亡くなられ、事業を引き継いで、もう30年ほどのベテランでもある。
 実は、その町では当然も名前も知れた有力者とも言えるお一人だが、殆どどの事業も赤字なのである。
 聞けば聞くほどその理由は明白になってくる。
 何か? 
 それは儲かるという甘い言葉に乗せられただけで、想いが不足しているのである。
 元々教員でもあり、青少年の育成などに関してはとても熱いものを持っておられるし、素晴らしい方だと尊敬できる所も多々ある。
 だが、事業に対しては何よりも想いが感じられないうえ、次々と手を染めては失敗を繰り返すのである。
 私のような者が偉そうに言ってはおこがましいが、たとえ、失敗しても志をもって、世の中へのお役立ちを熱い想いで継続すれば、何の後悔をすることもないだろう。
 しかし、「儲かる」という甘い言葉に誘われて手を染めたことであれば、失敗は即、後悔になるだろう。
 私は、これだと思う強い気持ちで腰を据えて、継続されたら良いと思いますよ、と尋ねられたので、答えた。
 熱い人なのにもったいない。

by 西岡博史
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12.02.02, 22:19

LED

 今日は目から鱗の一日となった。
 知人の紹介で、教室の電灯のLED電燈への転換プレゼンを伺った。
 正直、大きな期待をしていたわけではなかったが、とにかく、先方さんは電気代のコストダウン化について力を注がれたが私からすれば、それも有難いことに違いないが、教育的な観点からこれは少しでも急がないといけないと感じた。
 LEDも日進月歩、特に原発停止を受けての節電は企業も家庭も急務義務であるが、少し以前は粗悪品も市場に出回っており、初期投資が大きい割にリスクも大きいと勝手に感じていた。
 それでも彩都駅前教室はいくつかLEDを採用したりしていたが、勉強になったことを列挙しよう。
1.コスト(光熱費)削減
蛍光灯からLEDに変えると電気代は大幅に削減
2.寿命
何と寿命は40,000時間と言う理論値だから、24時間つけっぱなしでも5年程使用できるのだから、実際には10年程大丈夫だそうだ。
上記はコスト削減であり、蛍光灯を50本以上使用している所だと1年目からその費用対効果は出るそうだ。
しかし、そんなことよりももっと大きい教育的なメリットがある。
3.直流なのでちらつきがない。
これまで何度も目の問題からすれば、蛍光灯はご存知のように交流でありonとoffの繰り返しで明るいように見えるが実際にはかなりちらつきがあり、健康被害の元だと主張する専門家の方もおられる程だが、直流の白熱灯を使用すると消費電力が多いうえに熱を持ち、とにかく夏場は熱さを助長する。
ところが、LEDは直流なのでちらつきがなく、熱やCO2削減にも寄与する。
4.材質はポリカーボネートで割れにくい
今後も地震の対策は講じなければならないが、材質はガラスではなく、ポリカーボネートなので万一落下しても割れにくく飛散防止になる。しかも割れても中に水銀など有害物質が殆どないので環境に優しい。
5.紫外線を出さないので虫が来ない
私はこれまで虫は明るさに誘われて来ていると無知ながらそう思っていたが、虫は明るさではなく紫外線に誘われて寄ってくる習性があったらしい。その紫外線を出していないので、大切な子どもたちの作品や絵画などを経年による劣化を防ぎ、何より虫を寄りつかせないそうだ。
私の教室には夏場、この虫問題で頭を悩ませた所もあったが、その悩みから解消されるかと思うと大変有難い。
良いことばかりではないか!
もちろん、蛍光灯よりかなり費用は高いがそのコストもすぐにリクープできそうである。
そのことよりも子どもたちの健康を守る幼児教室や塾を運営しているのだから早急にLED化していこう。
私のリフォーム会社でも至急お客様へのプレゼン材料としたい。

by 西岡博史
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12.02.01, 23:47

指導者の言葉がけ

 家内と先生の少しの言葉がけで人は変わるよね、という話しで思いだしたことがある。
 さして真面目とは言えなかった高校生の時、担任の先生から今度の土曜日に寿司おごってやるから食べに行こうと誘われた。
 正直、お寿司なんてめちゃくちゃ嬉しくて、喜んで行くと、そこで先生から食べながら「今度の体育祭だが、お前が団長でクラスをまとめてほしい」と要請された。
 そして、「お前がやらずしてだれがやるんだ。自ら立候補してくれ!お前しかいないと先生は思っているんだ!」と言われ、お寿司の手前「はい!」と返事した。
 数日後、先生がホームルームの時、何もなかったように「今度の体育祭の団長、だれか立候補してくれないか!」と全員の前で話された。
 私は先生と目が合った気がして「はい!」と腕を動かされるように手を挙げた。
 その時の先生の言葉は忘れられない。
 「そうか!西岡! お前がやってくれるか!お前しかいないよな!みんなもそう思うだろ!」
 正直、はめられたと思ったが、嬉しいはめられであり、嫌悪感が自分にはなかった。
 結果、普段、真面目ではない自分が先導したから、体育祭はものの見事に成功した。
 文章にすると簡潔にまとまるが、実は過程、様々なことがあったが、認めてくれた先生を裏切れないと思った気持ちが自分の行動の基になった気がする。
 認められると人は必要以上の力を発揮し、それが後々の力を形成することにもなる。
 お寿司は必要ないとしても、指導者はいつもそんなチャンスを逃してはならない。

by 西岡博史
posted by nishioka   全般    

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